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インベスコ・グローバル・ファクター・インベスティング・スタディ2021

インベスコ・グローバル・ファクター・インベスティング・スタディ 2021

当調査は、世界のファクター投資家の動向や課題に関する分析を提供するもので、今年で第6回目となります。
今回の調査では、合計31兆ドルを超える資産運用を担う241のファクター投資家を対象にインタビューを実施しました。

今年の調査では、ファクター投資への資産配分が引き続き増加しており、回答者の43%が過去1年間に配分の引き上げを実施、また35%が翌年の引き上げを計画していることが明らかになりました。
一方、今後12カ月間にファクター投資への資産配分を減らす予定であると答えた回答者は、わずか8%にとどまる結果となりました。
詳細はレポ―ト(英文)をご覧ください。

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本年で第6回目となる「インベスコ・グローバル・ファクター・インベスティング・スタディ 2021」。 今回の調査では、合計31兆ドルを超える資産運用を担う241のファクター投資家を対象にインタビューを実施しました。
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インベスコ・グローバル・ファクター・インベスティング・スタディ 2021

テーマ1

今回の調査では、3年連続でESGとファクター投資の共通部分について調査いたしました。この3年間で、ファクター手法を介してESGを組み込む傾向が急速に高まり、このアプローチのメリットに対する認識が高まりました。この傾向は2021年も続き、定着するにつれて、ESGファクターを組み込む商品の供給が制限されていることや、ファクターのエクスポージャー目標に対するESGの影響に関する不確実性など、検討すべき課題も認識されてきています。
テーマ1

テーマ2

昨年のレポートでは、ファクター投資は債券にまで拡大できるというほぼ普遍的な信念が見つかりました。さらに1年後、本年の調査では、債券投資におけるファクターの適用について大幅に高い採用率の上昇がみられ、昨年の40%から、本年は55%の投資家が、債券投資にファクターを用いていることが分かりました。大多数(52%)の場合、債券へのファクター投資には、インベストメント・ファクター(バリュー/クオリティーなど)とマクロ・ファクター(デュレーション/インフレなど)の両方の使用が含まれます。ただし、23%はインベストメント・ファクターのみを使用しており、4分の1はマクロ・ファクターのみを用いています。
テーマ2

テーマ3

このレポートの開始以来、ファクター投資を実践する投資家の高度化が急速に進んでいます。これには、マルチ・ファクター戦略の採用の増加が含まれています。投資家は過去3年間、より幅広くファクターへのエクスポージャーを求めてきましたが、現在ではバリュー、クオリティ、低ボラティリティが最も一般的です。また、マルチ・ファクター・アプローチの急速な普及により、ファクター投資もよりダイナミックになっています。
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テーマ4

コロナによるパンデミックで引き起こされた経済的影響は、高水準のボラティリティや記録的な低利回りなど、投資家にさまざまな課題をもたらしました。これらの課題は、リスクをより適切に管理する能力と、採用時に重視されるリターンの増加の可能性を備えた、ファクターアプローチに対するテストにもなりました。これらの基準の両方で、投資家の大多数は、期待が満たされているか、あるいは超えていると述べており、実際、回答者の40%が、パンデミックによってファクターアプローチの魅力が高まったと述べ、反対の意見は19%にすぎません。
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当資料は、一般もしくは個人投資家向けに作成されたものではなく、機関投資家向けのものとなります。情報提供を目的として、インベスコ・アセット・マネジメント株式会社(以下、「弊社」といいます。)が、英文でリリースされた”Invesco Global Factor Investing Study 2021”を解説するために作成された英語コンテンツの一部を翻訳して作成したものであり、法令に基づく開示書類でも投資勧誘を目的としたものでもありません。翻訳(または抄訳)には正確を期していますが、必ずしも完全性を保証するものではありません。また、抄訳の場合には、原資料の趣旨を必ずしもすべて反映した内容になっていない場合があります。また、公表されたデータ等に基づいて作成されたものですが、過去から将来にわたって、その正確性、完全性を保証するものではありません。
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