投資を通じて世界経済や社会に貢献する
世界経済に影響を与える日本の富裕層
純資産100万米ドル超のミリオネアの人数が多い国は、1位がアメリカ、2位が中国、3位が日本でした。日本には約366万人のミリオネアがおり、日本の富裕層は世界経済に大きな影響を与える存在といえます。
中長期の目線で投資と向き合う
2020年のコロナ感染拡大により、株式市場も大きく影響を受けました。しかし、その後急速に回復を見せたことにより、投資のタイミングの難しさをあらためて実感したかもしれません。このように売買のタイミングを見極めるのは容易ではないため、中長期的に投資と向き合う必要があります。
米国株式の年間リターンの実績を見ると、20年間のうちオレンジ色のグラフの4年間のみマイナスのリターンを記録しています。1年単位の短期的な相場の動きに一喜一憂して、一時の下落に慌てて売却の意思決定を行うのではなく、中長期の目線で投資を行うことがリターンを獲得するためには重要であることが分かります。
投資による社会貢献という選択肢
個人による投資は、将来の資産を増やすことが主な目的です。しかし、投資には、国や地域、企業の応援やモニタリングという役割もあります。
そこで、近年注目されているのがSDGs、ESG投資です。国連が「持続可能な開発のための2030アジェンダ」を採択し、世界の貧困や不平等の問題解決や、気候変動など環境保全に取り組むための17の目標を設定しました。これらの目標達成に向けて積極的に取り組んでいる国や企業を投資により応援することで、様々な社会問題を解決し豊かな社会を作ることに参加できます。
世界ではこのESG投資が年々増加しており、日本においても今後の拡大が見込まれています。長期的に資産を形成しながら、社会が良くなるための貢献をするという選択肢がますます増えています。
ーレポート画像の風景ー
ノルウェー ロフォーテン諸島
ノルウェー海にある5つの島から成り立つ諸島。山と海で形成されたフィヨルドからなる景色が魅力的な名所で、ディズニーの映画「アナと雪の女王」の舞台とも言われてます。
5月下旬から7月上旬は、真夜中でも太陽が沈むことのないミッドナイト・サン(Midnight Sun)の幻想的な景色が見られ、9月から4月上旬にかけてはオーロラを鑑賞することもできる、ノルウェー人にとっても憧れの地となっています。