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過去の自分の「思い込み」を変えてみる

過去の自分の「思い込み」を変えてみる

過去の「思い込み」を変えるのは何故難しいのか

今回は、人生100年時代の資産形成に関して、過去の自分の「思い込み」を変えてみることの難しさと重要性を、ご紹介したいと思います。

思い込みは、自分では気づいていない潜在意識・無意識の事です。海上に浮かんで見える氷山(意識)は、海中に沈んで見えない氷山全体(潜在意識・無意識)の一角でしかなく、我々の行動の約9割は、海の下にあるものに支配されていると言われます。

私たちは、自身の「思い込み」に基づいて行動を起こす傾向にあり、お金の準備に関しても同じだと思います。ただし、「思い込み」を変えることは誰にとっても簡単なことではないでしょう。その理由は、私たちはついつい、目の前に見えている事例に重きをおき「思い込み」を作ってしまうのですが、そもそも、それに自分ではなかなか気づけないからです。

過去の「思い込み」を変えるのは何故難しいのか

グローバルな資産管理への気づき

皆さんはオフショア口座というものをご存知でしょうか?これは、金融機関が外国人や非居住者向けに開設する口座であり、多くの場合、資産運用目的で活用されています。

そしてオフショア口座では、銀行・証券口座の残高が、ボタン一つで瞬時に、複数通貨(英ポンド、ユーロ、米国ドル、スイスフラン、日本円など)へ切り替えられるような仕組みを備えていることがあります。

つまり、自分の資産を例えば「日本円」という一つの通貨に換算して考える発想に立っていません。この口座を使っている個人投資家は、自国の通貨だけではなく、世界の様々な人から見た視点で、自分の資産額やその変化を測ることができます。つまり、自らの資産を自国通貨中心に考える天動説ではなく、世界の中で相対的にとらえる地動説で資産管理を考える手段と言えるでしょう。

ここから考えられることは、資産運用の本当のゴールは、日本円などで自分の資産を長期に増やすのではなく、世界の様々な通貨ベースで自分の資産を長期に増やすべきだ、という事です。つまり、グローバルな投資と、グローバルな資産管理は表裏一体である、と言えるのです。

グローバルな資産管理への気づき

思い込みに気づき正しい行動を取るために

このような口座を活用することにより、為替への考え方はより本質的なものに変わる可能性があると思います。為替の変動で、一通貨に換算した資産額が変動することは問題では無いのです。そもそも、一つの通貨で資産を管理していること、それに疑問を感じずに無意識に資産運用を行なっていることが、本質的なリスクなのです。

思考が変われば行動が、行動が変われば人生が変わるといいます。ただし、お金の話というのは、そもそも話題になりくいセンシティブな話で、自分の思い込みに気づくことが、大変難しい分野であると思います。そして、それにより、正しい行動を取れないことは、とても勿体ないことだと考えます。

人生100年時代に、多くの方がお金の備えの本質に向き合いながら資産運用に臨んでいけるよう、これからも「お金のマインド・シフト」を紹介していきます。

思い込みに気づき正しい行動を取るために

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  • <主なリスク>
    ①株価の変動リスク、②公社債にかかるリスク、③コモディティの価格変動リスク、④信用リスク、⑤デフォルト・リスク、 ⑥流動性リスク、⑦カントリー・リスク、⑧為替変動リスク、⑨中小型株式への投資リスク、⑩デリバティブ(金融派生商品)に関するリスク、⑪不動産投資信託証券の価格変動リスク、 ⑫バンクローンにかかるリスク、その他の留意点などがあります。

    • 投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国などが異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をよくご覧ください。
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      ・運用管理費用 ・・・・・・・・上限 2.123%(税抜1.93% )
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      お申し込みの際は、必ず各ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。