人生100年時代、お金のマインド・シフトを!
人生100年という新しい時代
「人生100年時代」。ロンドンビジネススクールの二人の教授が執筆しベストセラーとなった「Life Shift」1 の中で取り上げられたこの言葉は、世界中へ瞬く間に広がりました。人生80年として「教育→仕事→引退」という3ステージで考えられた時代は終焉を迎え、今後は個人の人生設計や社会構造が大きく変貌していく、というものです。日本人に関連する部分としては、本の冒頭で以下のように述べられています。
〜 2007年に日本で生まれた子どもの半分は、107年以上生きることが予想される。いまこの文章を読んでいる50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代、すなわち100年ライフを過ごすつもりでいたほうがいい。〜
少なくとも、自分達の親の世代とは大きく異なる思考で、今後の人生や社会に向き合うことが必要というのが、著者から我々へのメッセージになっています。
私たちは、この新しい時代において、今までよりも「長期」で「大きな視点」に立った新しい考えへ移行していくこと、すなわち「マインド・シフト」をしていくことが求められると思います。それは人生を形作る多くの要素(例えば「健康、家族・友人、仕事、お金、趣味、社会参加」)について、今まで正しいとされてきた価値観を見つめ直すということを意味するでしょう。
1. Life Shift(ライフ・シフト)-100年時代の人生戦略(東洋経済新報社)
「お金のマインド・シフト」への3つのポイント
インベスコ・グループは、世界有数の独立系資産運用会社として、お客様の長期の資産形成をお手伝いするべく、日々、切磋琢磨しています。平たくいえば、皆さんの人生における「お金」の側面をサポートしている会社になります。自社の金融商品(投資信託など)や世界経済の情報なども幅広く提供していますが、今後は、人生100年時代に向けて「お金のマインド・シフト」をしていく上での有益な情報も、積極的に発信していきたいと考えています。
人生100年時代に、この連載を通じて、皆さんと一緒に考えていきたい「お金のマインド・シフト」のポイントは、大きく3つです。
- 自分とお金という2つの資産を一体にして考える
- 個人だけでなく、社会全体を豊かにする視点で考える
- グローバルな視点で考える(ただし、海外の受け売りはしない)
これらは、「お金」を単体でとらえるのではなく、「自分という資産」や「社会全体」も合わせて、長期の視点でとらえていく、という考え方です。
また、日本をスタート地点として考えるのではなく、グローバルの中での日本を見つめていきます(言い換えれば、日本を中心とした天動説ではなく、世界中心の地動説として考えます)。
そして金融を「数学・統計」や「お金儲けの道具」としてではなく、本来の「社会的な役割」という形で捉えていきます。これにより、地に足の着いた長期の資産形成への心の準備が整い、人生や社会をより豊かで幸せなものに近づけるお手伝いが出来るのではないかと考えています。
人生の100年時代の 資産形成を、一緒に 考えていきましょう!
世界に先駆けて長寿化が進む日本では、人生100年という新しい時代への「お金のマインド・シフト」、そしてグローバルな資産形成が必要であると考えています。それは、今までの金融の知識を沢山身につけるという意味での、「金融リテラシー」を高めるという延長線上にはないと考えます。 私たちは、資産運用というお金と社会を結びつける仕事をしていますが、長期の資産形成に「本当に大切なこと」を掴むのは容易な事ではないとも考えています。これらは無形なものであり、教科書や金融実務では学べないことすら多くあります。
長寿化へ向けて準備する責任は、結局は私たち一人一人の肩にかかっています。人生100年時代への「お金のマインド・シフト」、そしてグローバルな資産形成という新しい世界に向かって、一緒に考えていきましょう!
ご注意事項
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投資信託について
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- 投資信託は、国内外の株式や公社債、コモディティなどの値動きのある先物取引や有価証券等を投資対象とし、元本が保証されているものではなく、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動などにより、基準価額が下落し、損失を被り、投資元本を割り込むことがあります。投資信託財産に生じた利益および損失はすべて受益者に帰属します。また、投資信託は預貯金とは異なります。
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<主なリスク>
①株価の変動リスク、②公社債にかかるリスク、③コモディティの価格変動リスク、④信用リスク、⑤デフォルト・リスク、 ⑥流動性リスク、⑦カントリー・リスク、⑧為替変動リスク、⑨中小型株式への投資リスク、⑩デリバティブ(金融派生商品)に関するリスク、⑪不動産投資信託証券の価格変動リスク、 ⑫バンクローンにかかるリスク、その他の留意点などがあります。- 投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国などが異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、ご投資に当たっては投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面をよくご覧ください。
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・購入時手数料 ・・・・・・・・上限 3.85%(税抜3.5%)
・運用管理費用 ・・・・・・・・上限 2.123%(税抜1.93% )
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投資信託説明書(交付目論見書)、契約締結前交付書面等でご確認ください。
当該費用の合計額については、投資者の皆様がファンドを保有される期間等に応じて異なりますので、表示することができません。記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、インベスコ・アセット・マネジメントが運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれの費用における最高の料率を記載しています。投資信託に係るリスクや費用は、それぞれの投資信託によって異なりますので、ご投資をされる際には、事前によく投資信託説明書(交付目論見書)や契約締結前交付書面を販売会社よりあらかじめまたは同時にお渡ししますので、必ず内容をご確認の上、ご自身でご判断ください。運用による損益はすべて受益者の皆様に帰属します。
お申し込みの際は、必ず各ファンドの「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。